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【九州のヲタク】Special | おのみ、初インタヴュー「ギャンパレを九州によびたい」

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BY 88pii 公開2018年5月23日

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東名阪、三大都市、と来て次は!と待っても札幌。何かと後回しにされる土地、九州。地方のアイドルでさえも可愛い子が揃う中、東京を拠点に活動しているアイドルが来るとなれば同窓会のようにオタクが集まる傾向にある。そんな環境の中、GANG PARADEだけを真っ直ぐ見つめて応援し続けた女ヲタがいた。

福岡県在住、おのみ。「九州にGANG PARADEをよびたい」という一心で様々な工夫や行動をしてきたが報われず悔しい思いや熱意からキレのある発言をすることも少なくはない。九州の遊び人も増え、ツアーに組み込まれるようになった今。GANG PARADEと真っ直ぐに向き合い、九州で何が見えているのか。過去の苦悩、今後のビジョンを含めた彼女の思いを独占インタヴュー。

 

インタヴュー&文 : やや

写真 : やや

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ーーまずはおのみさんのことを教えてください。おのみさんといえば鳥居、たぬき、鯖と思い浮かぶのですが。

 

おのみ : もともと、はじめた順で並べるとたぬき・鳥居・鯖なんです。たぬきは、もともとでんぱ組.inc夢眠ねむさんが好きだったのと、信楽焼のたぬきが酒持って腹出てて自分に似てると思ったからイラストに描き始めました。ツイッターアイコンは、まだうっすらたぬきの絵の後ろにたぬきゅんの着ぐるみを着た私の画像が見えるんですよ(笑)。アイコン変えるの嫌いなので、徐々に徐々に二年かけてたぬきのサイズを大きくして、じわじわ後ろの画像を薄〜〜くしています。

 

おのみ : 次にはじめたのが「#おは鳥居」ですね。実ははじめたきっかけがちゃんとあって。昔、まだPOPだったメンバーがライブの動員を伸ばすため、それぞれ毎日必ずやっていたことがあったんです。カウントダウンツイートしたり、ブログをあげたり、絵日記をアップしたり。私、昔から三日坊主の飽き性なんですけど(笑)「メンバーも毎日何かを必ず続けることを頑張ってるし、私も何かしたい」と思って。その頃、通勤の時に大きな鳥居と参道を毎日通っていて、写真も趣味から仕事にしてしまったくらい好きなことなので、「毎日同じ場所の写真を撮ろう」と思いついて。毎日同じ場所でも、毎日違う光景があるのかなって思ってはじめました。別に神社マニアではないんですよ!今はその道を通らなくなったのでアップしなくなりました。

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おのみ : 鯖はいつから好きか覚えてないです…。でも、ここ数年はかなり好きですね。九州限定なんですけど、ファミリーマートの塩さばのおにぎり大好きです。最近中に入ってる鯖の量減って悲しいです(笑)

なんとなく、ツイッターやる上でキャラってあったほうが面白いと思うんですよね。フォロワーさんが信楽焼みかけたらツイートしてくれたりとか。おは鳥居も。なんか嬉しいんですよね、なんか(笑)。一貫してたぬきとか、鯖とかやってたんですけどだんだんこだわるキャラが増えちゃって…。正直、迷走してるんです。でもなんとなく全部和風でまとまってるってことにしてます(笑)

 

ーーおのみさんのこと、よく分かりました。そんなこだわりの強いおのみさんですがGANG PARADEを九州に呼ぶために行動してきたことがあるんですよね?

 

おのみ : ただのヲタクが頑張って布教!!みたいなの、自分でもめちゃくちゃでしゃばり勘違いだと思ってるんですよ。でも、九州のアイドルヲタクってコミュニティが狭くて仲良いイメージがあって。そのコミュニティにおいて、口コミってやっぱり強いと思うんですよ。アイドル本人とか運営とかから口コミ流すのって限界があるし届き方が違うと思うんですね。さらに、九州のヲタクはひとつのグループしか見えません!みたいな人が少なくて割とDD傾向があるんです。そもそも九州である現場数が少ないので、九州拠点のアイドルでない限りそこだけに集中して現場行くってことが難しくて。だから浅く広くいろんなアイドルが好きな人が多いです。九州で現場あるなら行こうかなとか、友達が行くなら知らないけど行こうかなとか。その環境だったからこそ、口コミを続ければ好きになってくれる人が増えると思ったんです。

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おのみ : 友達にアイドルを勧められる時とか、ビラ配りしてるアイドルとか見てる中で感じるんですけど。例えば、TwitterのURL送ってもらったら一回タップするだけで見れますよね。でも、TwitterのIDを紙に書いてフォローしてくださいって言って回ってたとしても、わざわざそれをTwitterでこまごま入力して検索してって、相当気にならない限りしなくないですか(笑)?私だったらめんどくさくてしないです。全く興味のない人に、どれだけ手軽にTwitterフォローさせるか。どれだけ手軽に曲を聴いてもらうか。PVを見てもらうか。そこにこだわって私は口コミ、布教をしていましたね。


おのみ : TwitterでURL貼ってとか、LINEで送るとか、そういうこともできますけど、読み流されたら終わりだし見ないかもしれないし気持ちが伝わらない気がして。私は対面で手渡しで布教することを大切にしようと思いました。
CDと一緒に、手書きのフリーペーパーみたいなものを配っていたんです。手書きの文字って、なんか読みたくなりません(笑)?グループの紹介と、メンバーの紹介を写真をたくさん入れて作りました。文字は読まなくても写真くらいは見るだろうと思って。それと一緒に、メンバーのTwitterや視聴できるサウンドクラウドにすぐ飛べるようにQRコードを作って配ってました。かわいい自撮り写真を見て、気になったらQRコードから飛んでもらってそのままフォローしてもらう流れです。

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おのみ : フォローさえしてもらえれば私が言わなくてもあとはメンバーが毎日ツイートしてくれて、その人のTLに情報が流れるようになります。その頃は今よりもエゴサふぁぼすごかったですし、メンバーをふぁぼられたら、アイドルと距離のある九州のヲタクは必ず喜びます(笑)。そうすれば、またエゴサワードつけてツイートしますよね。いつのまにか、その人がいわゆる「インフルエンサー」になって周りのヲタクにもどんどん口コミしてもらうことが出来ます。

この紹介の紙方式は2回やりました。GANG PARADEに改名したての時と、7人体制になってすぐです。興味のないアイドル現場に行って、知らない人に配ったりしてました。紹介の紙、もらった方はかなり重かっただろうなぁ(笑)。

 

ーー重かったというよりフォローせざるを得なかったでしょうね(笑)。
重かったといえば、最近は重い胃腸炎で苦しんでいたような…?

 

 おのみ : あれは本当に辛かったですね…。やはり、信頼出来る有名屋台とはいえ忙しい時間帯のホルモン串、これは危険ということを学びました(笑)。胃腸炎後からこの体型なのに食がめっきり細くなりました。自分が食べられるという過大評価をして、食べ終わる頃にはキツイんです。あと一口が。これをやめるということを今後は意識していきたいですね。

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※この記事はフィクションとノンフィクションです。お付き合いいただきありがとうございました。 

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【九州のヲタク】Special | やや、初インタヴュー「何度も何度も惚れ直してる」

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BY asim_ooo 公開 2018年

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東名阪、日本三大都市、本州縦断…いつも忘れられ、後に回される土地“九州”。ごくたまにやってくるアイドルのために、九州全土のヲタクが福岡へ集結することも多い。故に、どの現場に行っても見るのは同じ顔ばかりということも。そんな環境の中、カミヤサキを真っ直ぐ見つめて追ってきた女ヲタがいた。

大分県在住、やや。Twitterではその類稀なるテンションで周囲を圧倒。誰とでも友達、誰とでも仲良し。彼女の辞書に、人見知りの文字はない。彼女が追い続ける「カミヤサキ」はこれまで、BiS→プラニメ→POP→GANG PARADE→BiS→GANG PARADEと活動する場や名前を変え、所属事務所WACKの中でも最も波乱万丈を経験したメンバーだと言えるだろう。そんなカミヤを追ってきたややもまた、波乱万丈の渦に飲まれていたーーー彼女の今まで、そしてこれからへの気持ちを初インタヴュー。

 

インタヴュー&文 : おのみ

写真 : おのみ

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幾多のドラマを選択してサキちゃんが今ギャンパレにいること 

 


ーー早速ですが、ややさんがカミヤサキさん(以下カミヤさん)を好きになったきっかけを教えて下さい。

 

やや : TIFを見てたんですよ。ニコ生で放送されてて。その時に出てきたプラニメのパフォーマンスに惚れて。P2Mの振り付け、今と違ってヘドバンだったんですよ。正直、女の子が頭振って踊ってる姿を見て衝撃が走りました。でももう釘付けで。目が離せなくなっちゃったんです。一種の一目惚れ状態ですね(笑)。それからツイッターを探して片思いスタートです。

 

ーー遠距離片思いですね(笑)。初めて会ったのはいつですか?

 

やや : それが最近思い出したんですけど、2014年のボロフェスという京都でのイベントが初めましてでした。一人で遠征。移動時間めちゃめちゃ寂しかったです(笑)。
LIVEは有難いことに最前で見れて。
接触もツイッターのリプでの認知があったのでやっと会えたね!って感じでした。私はそれどころじゃなく案の定号泣でしたが(笑)。

 

ーーややさんはいつもカミヤさんのことで泣いている印象です(笑)。彼女のどんなところに惹かれたのでしょうか。

 

やや : 私、もともとでんぱ組.incのオタクだったんですよ。皆さん割と通ってると思うんですけど。元気にオタクしてたはずなんですけど、でもなんか疲れちゃって。人間関係も仕事も上手くいかない時に趣味でも悩むのめんどくさいなぁって思ってオタク辞めたんです。
そんな時に出会ったというか見つけたのがカミヤサキさん。白黒でなんの面白味もない、ただ仕事して帰って寝て仕事って感じだった私に色をつけてくれたんですよ。一瞬でフルカラーです(笑)。演者として歌って踊ってる姿も、ファンのことをしっかり見てるところも、生き様も人間臭さも全部に惚れて。そして何度も何度も惚れ直してる感じです。

 

ーー素敵ですね。GANG2のPVともリンクするようで。

 

やや : そうなんです!なので初めてGANG2のMVを見た時に泣いちゃって。色々な感情が溢れちゃったんです。自分のことと合わせたりとかして。でも、一番大きかったのは大好きなGANG PARADEに大好きなサキちゃんがいるということ。サキちゃんがBiSにトレードになった時、正直モヤモヤしてたんですよ。サキちゃんがBiSで頑張る、傷跡残すってなった時も素直に応援できない自分がいたりして。その直後にGANG PARADEが福岡に来ることが決まって「大好きなグループなのに推しがいない状態」。九州の皆が喜んでる中、もちろん私も嬉しかったんですけど何でこのタイミングなんだろう?何で会えないんだろう?何で何でってその時は沢山考えちゃいました。ライブは楽しかったんですけどオタクたちとも距離を感じてしまったんです。今だから言えますけど…ここだけの話でお願いします(笑)。

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やや : 結局、BiSのサキちゃんを見たら命を削って死にものぐるいで頑張ってて。こんなことでモヤモヤしてちゃダメだな、って思えたんです。でも、心の中ではギャンパレのMVが出る度にサキちゃんが歌ったらとか考えちゃってモヤモヤしっぱなしだったんですけど。
なんだかんだでトレード終了が発表された後もサキちゃんがギャンパレで練習してるような感じがツイッターだけだと見えなかったんですよ。そこがギャンパレの良さでもありプロ意識の高さだと思うんですけどめちゃめちゃ焦っちゃって。後のインタビュー記事でココちゃんが「サキちゃんとも練習してる」ってコメントしてくれたんですっごい安心しました。

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やや : そんな感じでモヤモヤを引きずりまくってモヤモヤしたままGANG2を見たんです。すごいんですよ!一瞬でモヤモヤは吹き飛ぶし、安心したし、快晴!って感じで(笑)。そんな中歌詞の「幾多のドラマから選択を迫られてもどかしい思いどうしよう」ってあるんですけど、やっぱりサキちゃんも悩んでモヤモヤしてたんだなって。表に出さないだけなんですよね。その時本当に、本当に今あるこのドラマを選んでくれてありがとう。待ってたよ。という気持ちでいっぱいで…すいません……考えちゃうと涙がとまらなくて…(笑)。

 

ーー熱く語っていただき、気持ちがとても伝わって来ました。ところで、ややさんがカミヤさん以外に熱く語っている印象があるのが茂野吾郎さんですが、お好きなんでしょうか。

 

やや : 茂野吾郎!大好きです!アニメが放送されてて弟が見てたので何気なく私も見始めたんですけど。好きなところというか、吾郎には惹かれるところがあって。
最初の方で吾郎のご両親が亡くなってしまうんです。小学生の私には刺激的すぎました。その後も「茂野吾郎、主人公なのに呪われてんじゃないの?」ってくらい悲運続きなんですよ。ピッチャーの命である肩を壊したり、野球部のない学校に編入させられたり、メジャーデビューしたのにイップス(過去のトラウマから完全な投球ができなくなる)になったり。でも挫折を繰り返しながらも好きなことを諦めない姿に子どもながらに感銘を受けて。あと、周りの人を巻き込んで気持ちを動かす力が吾郎にはあるんですよ。そこには自信だったり努力だったりがついてくるとは思うんですけど頑張ってる吾郎だからこそ、なんですよね。キャラクターじゃん、仮想の世界じゃん、って言われたらそれまでなんですけど小さい頃から吾郎には沢山の勇気をもらいました。大好きなんです!本当に!いちいちカッコイイんですよ。はぁー…好き……本当に大好きカッコイイちゅちゅちゅち(文字数

 

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 ※この記事はフィクションとノンフィクションです。お付き合いいただきありがとうございました。

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ワンマン福岡

2018年2月3日、

GANG PARADEの初めての福岡でのワンマンライブがありました。

POP時代から数えて、ギャンパレが福岡に来るのはこれが4回目でした。

 

 

1回目は2016年2月27日、アナーキーツアーでルイフロ・ブクガ・ビリーと一緒にDRUM SON。
2回目は2017年5月21日、10組ほど出演するTHE REAL KYUSHUでスカラエスパシオ。
3回目は2017年10月9日、BiSとのツアーでDRUM SON。
そして今回。

 

 

1度目から2度目までのこの15ヶ月間は、
いろんなことがありました。

グループ名の変更、メンバー2名の脱退。
メンバーが一人増え、三人増え。
200キロマラソン
合同オーディション合宿、そしてメンバーのトレード。

様々な紆余曲折があった期間だったなと思います。

 

 

私は旧BiSやプラニメ・BiSHは名前は知ってるけどそんなに詳しくもなく追ってもおらず、という感じで。
たまたま、POPのアルバム「POP」サウンドクラウドが公開された際に勧められて聞いたのが最初でした。

 


別にいわゆる楽曲派では全くなく、そういう視点でアイドルを見たことはなかったのですが、POPの曲調や雰囲気が自分好みで。

 


それまでアイドルのCDなんて自分がそれまで好きだった某グループのCDしか買ったことなかったにもかかわらず、発売日にいろんなCDショップを探し回ってPOPを買いました。
メンバーのこととか全然知らなくてフォローもしてない状態で、不思議でした。

 


ハピラキのPVが公開されて、ユメノユアちゃんの笑顔に心を射抜かれました。はじめて一目惚れした感じ。可愛い。すごい。

 


その後アナーキーツアーに誘われて。アイドル現場にあまり行ったことがなかった私は、前日まで行くかどうか悩みに悩んでた。

 


そのアナーキーツアーの時、特典会の列、多分10人くらいしかいなかったような気がします。見たタイミングが悪かったのかもしれないけど、その人達がグルグルしてた感じでした。
帰り際「また福岡に来てね」とメンバーに伝えたのを覚えています。

 


でもその時が初めての福岡で、次の予定もなく。会いたい気持ちが堪えきれずに人生初の遠征。高松。淡路島。東京等。行かないと会えないから行くしかない。
そして遠征で細々と買ったCDを周りの友達に配る日々。

 


みんなタダだし貰ってはくれるけど、聞いてくれてるのかな?わざわざ検索してまでTwitterとかフォローしないよな…と思ったので、手書きでメンバー紹介とTwitterQRコードサウンドクラウドQRコードを作ってまとめた紙をCDと一緒に配ったりしていました。今考えると、興味ない人からしたらめちゃくちゃ重かったろうなと思うんですけど。もらってくれてた方、本当にありがとうございます。

 


グループとしては、メンバーの脱退が続いて正直崖っぷちだなって思う時もあった。その後メンバーが増えたりして、東京でのライブの本数も話題も増えて軌道に乗ってきて。

 


行った先の現場でメンバーが毎回言ってくれる「いつか九州行きたい」。

 


でも福岡はアイドルがたくさん出るようなイベントそんなに多くないし、来るならリリイベかな、そろそろ、福岡でリリイベ、とソワソワしてました。リリイベの情報が出るたびに心臓をバクバク言わせながらお知らせのページをスクロールした。でもいつもなかった。

 


いつか九州で。いつになるのかなって思う時もしばしば。

 


とにかくギャンパレを知ってる人が九州に増えないと、来ない。鬱陶しがられるほどCD配って、他現場に行って知らない人にCDと紙渡したりして。
ギャンパレを九州によびたい部というヲタク初心者にありがちな謎の内輪組織ができたりして。

 


そんな時に決まったのがTHE REAL KYUSHUでした。信じられないほど嬉しかった。15ヶ月待ってた「また来る」が叶う。発表された時、喜びのあまりTwitterのTLを荒らしました。嬉しかった。情報解禁の日、名古屋にリリイベを見に行っていて福岡に帰り着いたくらいの公式ツイートで知りました。事前に知っていたメンバーはその日の特典会の時に言いたくてうずうずしていたらしい。

 


当日はたくさんの人が手をあげて、声を出していた。短かった特典会の列が長くなった。嬉しかったです。

 


その後BiSとの対バンもありました。1度目にきた時と同じ箱。2回目よりもたくさんの人が声を出しててみんなで肩組んだりして。特典会もどこに並べばいいかよくわからないくらい人がいて。

 


だけど私は悔しかった。ただの客がそんな気持ちになるのよくわからないけど。ライブも楽しかったけど。でもBiSの盛り上がりには正直負けてたように感じた。本当に悔しかった。私はGANG PARADEが好きだから。どっちも好き、それでも全然いいし、それがないとアイドル市場成り立たないのもわかるけど、あの場にいた人で何人がギャンパレ目的だったんだろう。この流れで次来るならワンマン。ワンマンでもきてくれるのかな。本当におせっかいだしメンバーに失礼だけど。私が見たいのは九州でのギャンパレワンマンだから。

 


でもその頃から今まで買っても配りきれてたCDが配れなくなりました。みんなもう買って持ってるから。家に溜まるCD。うれしい悲鳴。確実に遊び人は増えている。

 


そして、ついにワンマンライブが九州で、福岡であることが発表されました。

 


正直怖かったです。その箱でアナーキーもぎゃんもやっていて、比べるのが簡単だから。
しかも九州でアイドル現場が被った日程。九州の人はお分かりでしょうが、九州で現場があれば九州中の人が集まる。その現場が被ると分散する。しかもひとつはBiSH熊本。試されている…。

 


埋まるんだろうか。
やっと来た九州。埋まった箱を見てもらいたい。盛り上がって、待ってた人がこんなにいるよって知ってほしい。やったことないのに、メセカ集めを決めたのも、九州で待ってた人達の気持ちを少しでもメンバーに伝えたかったからです。協力してくれたみなさんありがとうございました。

 


ライブ前、入口に貼ってあった「当日券あります」の文字を見てソワソワしました。埋まらないのかも。本当におせっかいですが。でも、次また来てくれないかもしれない。最初で最後には絶対したくない。

 


辻山さんからライブ前に伝えられた「当日券含めsold out」。本当にうれしかったです。

 


前だったのでライブ中の箱の様子を見渡せなかったけど、たくさん聞こえてきたコール。アナーキーツアーの時、振りコピしたり声を出してた人の数が一気にフラッシュバックしてきました。思い出しながら見たPOPのアルバムに入ってる「UNIT」。

 

 

行く当てもなく ただ走り出す
time goes by 過ぎてく
あからさまにstupidかもね でもsmile
安全策を打つよりただがむしゃらにさ
でも支え合って進んでいこうね
また続いていくんだろう
添い遂げずUNIT 意味ないじゃない
Is it finally to say?
Is it finally to say?
Is it finally to say that anymore?

 

 

普段あんまり歌詞が頭に入って来ないタイプなのに全部心に入ってきた感じがして、そこからずっと泣いてました。メンバーに泣いてるの気がつかれながら恥ずかしいけどでも止まらない。

 


アンコールの「まだ足りない」をいうたくさんの声。聞けば聞くほど涙が出ました。たくさんの人が。九州で。現場もいろいろ被ってるのに。本当にたくさんの人の声がしました。みんな楽しそうだった。嬉しくておもわず動画撮りました。(真っ暗やしなんも写ってないけど。)

 


ライブ終わって外に一旦出て、アナーキーツアーで知り合った友達とまた泣きました。そもそも人前で泣くの嫌で、友達の前で泣いたことなんてなかったのに嗚咽が出るほど泣きました。嬉しかった。ひとがたくさんいる。ギャンパレがみんな好きなのが嬉しい。

 


そして特典会。アナーキーツアーの列を思い出しながら見ていて。たくさんの人が並んでニコニコ楽しそうにチェキ撮ってて。嬉しかったです。本当に。

 


あまり言うべきではないかもしれないんですが、前日のリリイベで推しが私の顔をみて泣き出してしまって。ワンマン当日は推しメンはニコニコしててわたしが泣いて。その光景をみて友達数人が泣いてて。忙しいかよ。でもありがとう。推しちゃんも。メンバーも。友達も。


メンバーがたくさんの紆余曲折を乗り越えて悩んだり苦しんだりしつつ頑張って頑張って頑張って。そしてそれがヲタクに伝わって、こうやって九州でワンマンができてよかった。
一番はメンバー、そしてヲタクたちのおかげです。ギャンパレ好きになってくれてありがとう。みんなのおかげで夢が叶いました。そんな気持ちです。
でもこれはゴールじゃなくてまだまだギャンパレにとってのちいさな通過点のひとつでしかないから、これからももっともっと大きくなってほしい。そしてあわよくばまた九州に来てほしい。私もいろんなところについていきたいです。

 


本当に楽しかったね!!!!!!!!!!!!
私は最高にギャンパレが好きです!!!!

 

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(集合写真、撮ったから写れなくてアレなのでお休みの人スタイルにしました。)